夏になると、親しい方やお世話になった方へ送るお中元。
お中元とは、一年の半分を終え半年間の感謝の気持ちと、
暑い時期の相手の健康を願っての贈り物のことを言います。
いくつになっても贈り物は嬉しいものですし、
相手のことを考えながら選ぶ時間も
一つの楽しみでもありますね。
しかし、意外ときちんと知らないお中元のマナー。
せっかく渡すのであれば、マナーを守って
気持ちよく渡したいところです。
今回は、お中元を渡す際のマナーや言葉遣いなど、ご紹介していきますね♩
お中元を渡す玄関先でも大丈夫?失礼にならない渡し方
最近では、宅配も増えていますが
本来は持参して渡すのが礼儀です。
では、持参して渡す際の渡し方の注意点を見ていきましょう。
訪問する前に相手の都合を確認する
急な場合は事前に
「夏の挨拶にこれから伺いたいのですが」
「玄関先で失礼しますので」
などといった連絡を入れましょう。
訪問時間に気をつける
早朝や食事時は避けましょう。
午前10〜11時、午後14〜16時くらいの時間が良いですね。
時間を決めたら、早過ぎる訪問はNG。
相手は約束の時間に合わせ準備をしているので、5分遅れくらいが理想的です。
きちんとご挨拶してから渡す
基本的には玄関先では渡さずに、お部屋に通してもらってから
しっかりとご挨拶をした後に渡しましょう。
では以上の注意点を踏まえ、実際に渡す際の失礼にならない渡し方とは?
お中元を渡すときの具体的な手順
渡すときは、風呂敷包みや紙袋から取り出し、
一旦正面を自分の方に向け、粗相がないか確認。
180度回し、相手側に正面を向け両手で差し出しましょう。
ここまでのマナーを頭に入れ、スマートにできる様にしたいですね♩
お中元を手渡しするときの言葉はなんと伝えればいい?
渡し方のマナーはわかったものの、
添える言葉はなんと言えば良いのか
迷ったことがある方もいるのではないでしょうか?
渡す際の言葉の例文をご紹介します。
「いつもお世話になり、ありがとうございます。」ときちんと述べ、
・「日頃の感謝のしるしに、お気に召すと嬉しいのですが」
・「形ばかりですが、お礼の気持ちです」
などと伝えると良いですね!
「つまらないものですが」などと謙遜する必要はないです。
しかし、あれこれ自慢げに言うことは避けましょう。
また、お中元は基本的に仏壇にお供えされるものなので、
そのままお供えすると困るものであれば
「冷たいものですので、早めに冷蔵庫にお入れください。」
などと伝えておきましょうね♩
そして、もう一つ大事な言葉。
暑い時期の相手の身体をいたわる言葉をかけることが、
お中元の訪問時には欠かせません。
おいとまする際に「暑いですので、お身体にはお気をつけください。」
などと一言添えましょうね!
お中元の時期を外さないように
一般的にお中元の時期とはいつのことなのか。
実は地域によって違いがあるのです。 となります。 このお中元の時期を過ぎると、表書きを「御中元」から変えなくてはいけません。 関東では、 となっています。 地域で違いがあるとは知らない方も多いのでは? 送る相手の地域のお中元の時期を事前に調べておくと良いですね! 振り返ってみれば、ここまでの流れをきちんとできたことがあったか、、 一度しっかりと頭に入れておくと、 そして、マナーや礼儀を守りながら
7月中旬〜立秋 「暑中御見舞」
立秋〜8月下旬 「残暑御見舞」
関西では、「残暑御見舞」のみまとめ
いかがでしたか?
筆者も自分を見直しました(汗)
いざという時に必ず役に立ちます。
相手の事を想い、感謝を伝えることが何よりも大事ですね♩