オリオン座流星群が一番美しく見られる方角は?子供と一緒に楽しむ天体観測

秋のこと

オリオン座流星群が一番美しく見られる方角は?


毎年、10月の中頃になると観測できるオリオン座流星群。
流星群の中でも一際明るく、観察しやすいので見たことがある人も
多いと思います。

今年は、月明かりもなく綺麗に見えるそうなので
お子さんと一緒にオリオン座流星群を見たいと考える
お父さんもいるでしょう。

そこで、オリオン座流星群について
いろんな情報をまとめてみました。

2019年にオリオン座流星群が最も観察しやすいのは

2019年のオリオン座流星群が見られるのは、
10月22日08時頃ピークを迎えると予想されています。

ピークは朝方ですが、22日の夜が観測に適しているので要注目です。

中心点は東の空にあるけれどどの方角からも観察できる


オリオン座流星群を観察するなら、
流星群が弧を描くときに通る中心点のある東の空がおススメです。
しかし、流れ星は放射点から離れた場所でも
光ってくれるので東の空にこだわらなくても大丈夫でしょう。

今年は、ほぼ新月で月明かりもありません。
それに10月なら空気も澄んでいるので、
星がよく見えると思います。
街灯や家の明かりなどがない暗い場所へ行けば、
どこでも観察が出来るでしょう。
どうしても、家の明かりなどがある場所でしか観察できないなら
明かりのある方を背にするといいですよ。

近くに広い野原などがあるなら、
そこにシートを敷いて寝っ転がりながら観察するのも
いいかも知れません。
もしくは、せっかくお休みなので
近くの山へ足を運んでみてはどうでしょうか?
山なら、確実に綺麗な流星群を
観察できます。

ただ、夜は冷えるので
防寒対策は忘れないで下さいね。

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流星群を眺めながらオリオン座について語ろう


じっと、星が流れてくるのを待つのはヒマですよね。
なので、星が流れてくるまでの間オリオン座にまつわる話をしてみるといいでしょう。
お子さんも、お父さんから話を聞きながらお父さんって物知りだったんだって感心するかも。

オリオン座にまつわる話はいろいろとありますが、
今回はオリオンがサソリを苦手だっていうお話を紹介しますね。

学校で天体について習っているお子さんなら、
さそり座とオリオン座が並ばないのは知っているでしょう。
東からさそり座が登ってくると、オリオン座は西へ行ってしまいます。
その理由は、オリオンがサソリを恐れているからなんです。

[su_note note_color=”#ffe6d4″]
オリオンは、ギリシャ神話の中でも一番力のある狩人でした。

しかし、オリオンが力自慢ばかりするので、大地の女神の怒りを買ってしまったのです。
女神はオリオンの足元にサソリを放します。
いくら力があるオリオンでも、サソリの毒には勝てません。

オリオンはサソリの毒によって、命を落としました。
だから、今でもサソリが怖くてサソリから逃げているんです。[/su_note]

自慢できる特技があるのはいい事だけど、
自慢ばかりしていると痛い目に合うよっていう教訓として
お子さんに教えてあげるといいかも知れません。

まとめ


オリオン座流星群の正体は、3000年も前のハレー彗星の塵です。
そんな大昔の塵が、今私たちの目の前を流れていくなんて不思議ですよね。

オリオン座にまつわる話と共に、
宇宙の神秘についてお子さんと話してみるのも楽しいかも
しれませんよ。
もしかしたら、お子さんが天体に興味を持つきっかけになるかも。

天気は、当日になってみないと分かりませんが
晴れてくれるといいですね。
ぜひ、お子さんと楽しい天体観測の時間を過ごして下さい。

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