段々寒くなって来て師走の忙しい頃…
そんな中でお楽しみのイベントと言えば、クリスマス!
クリスマスならではの飾りつけや、お料理、プレゼント、楽しみはたくさんありますね。
中でも、クリスマスツリーの飾り付けは、気持ちもワクワクして楽しいですよね。
オーナメントの種類はお家によって様々だと思いますが、ツリーのてっぺんはどうでしょう?
やっぱり星!ですね。
それがないと、ツリーっぽくない!と、迷わず飾ったところで…ふと疑問が。
あの、木の頂上にある黄色い大きな星。
そういえば、クリスマスツリーのてっぺんは、なぜお星さまだと決まっているのでしょうか。
他の形は見たことがないような…?
どうして星以外はないんだろう…?と気になりますよね。
てっぺん星について調べてみました!
クリスマスツリーの星の名前と意味
クリスマスツリーである、もみの木のてっぺんにある星の名前は
「ベツレヘムの星」と言うそうです。
ベツレヘム?って?となりませんか?
筆者は初め何のことだかポカンとしてしまいましたが。
ベツレヘムとは、キリストが生まれたユダヤの村の名前ですが、
そこへ東の国の三賢者を導くために星が輝いたそうです。
その星が「ベツレヘムの星」なのです。
もう一つの名前は「トップスター」。
英語で、そのまま「頂点にある星」という意味です。
そもそもクリスマスツリーを飾る由来知ってる?
ところで、何故ツリーを飾るのかご存知ですか。
昔、ヨーロッパの人々には、木への信仰があったようです。
キリスト教とは別の信仰です。
樫の木などの常緑樹に対し「永遠に枯れない命」という信仰心から、
いけにえを捧げたりしていたそうです。
そこへ、キリスト教の布教者がやってきた時、
樫の木からもみの木へすり替えたのだそう。
もみの木は聖書にも登場する、キリスト教とは縁の深い木ですから
そちらにしたかったのでしょう。
もみの木のてっぺんにキリスト誕生を知らせた星を飾り、
生誕を祝うクリスマスにツリーを飾ることが少しずつ定着していったようです。
まとめ
クリスマスの季節、現代ではツリーが飾られているのは当たり前の風景です。
ですから、ツリーについて改めて考えることは少ないと思います。
でも、何気なく飾られていたクリスマスツリーには、色々な由来があったようです。
キリスト教は、日本人にとっては、どちらかといえば馴染みの薄い宗教ですよね。
でも、ツリーの星のから、由来や歴史を知ると、
クリスマスもただ楽しいイベント…というわけではなく、
少し敬虔な気持ちを持って、意義深いものと捉えることが出来るかもしれません。