子供に目薬をさす時、すんなりと差せていますか?
目薬を怖がってしまって、うまく点眼できない、、
そんな悩みをお持ちのお母さんお父さん、きっと多いでしょう。
大人の筆者でも差す瞬間はちょっとばかりドキッとしてしまうもの。
初めて目薬を差す子供達だと、目に入れる得体の知れないものには
恐怖心があって当然ですね。
そんな子供達にうまく目薬を差せるコツ、ご紹介していきますよ♩
こどもが嫌がる目薬の簡単な差し方のコツとは
子供を床に寝かせ、両膝で頭を左右から挟みます。
利き手でない方で顎を軽く押さえましょう。
これで頭を振ることがなくなるので、差しやすくなります。
利き手で目薬を持ち、目頭に1滴薬を落としましょう。
自然と瞬きするので、薬が入っていきますよ。
目尻側だと目薬が流れていってしまうので、目頭に差すようにしましょう。
2〜3歳の子で目を開けて差すのが怖い場合は、
目をつむってもらって差しましょう。
あとは差した後に指で軽く目を開くと、薬が行き渡ります♩
乳幼児以降の場合
顔を上げてお母さんの顔を見てもらいます。
下まぶただけを軽く引き、そこに1滴差してあげましょう。
「あっかんべー」をするような感じです♩
寝ている間に差す
どうしても怖がってしまうお子さんには、
寝ている間に軽く下まぶたを引き、差してあげる方法も。
ただし、眠りが浅いと起きてしまうので
熟睡している時に行いましょうね!
いずれの場合も、嫌がって泣いてしまっている時はNG!
涙と一緒に目薬が流れ出てしまうので、効果がなくなってしまいますよ。
うまく点眼できたら、
「頑張ったね」「よくできたね」
と思う存分褒めてあげましょうね♩
これやっちゃダメ!目薬の差し方の間違い
使い方を間違えてしまうと、効果が半減してしまったり
さらに問題を引き起こしてしまうこともあるので注意が必要な目薬。
基本の差し方とNGなポイントをチェックしていきましょう。
<正しい目薬の差し方>
- 点眼前に必ず手を石鹸で洗う
- 目薬を持っていない手で、目を上下に開ける
下まぶたを引く方法でも♩ - 1滴だけ垂らす
たくさん差すと効き目があるように勘違いしがちですが、NG!
何滴も差すと目の表面の目薬が溢れ、
せっかくの点眼が流れてしまいます! - 差した後は、1〜2分目を閉じる
目を閉じ目頭を軽く押さえてゆっくりしましょう。
乳幼児の場合は仕方ないですが、基本パチパチと瞬きをするのはNG!
差した目薬が涙と一緒に目頭に集まって、涙点から喉へと流れてしまいます!
目薬の後、苦味がくるのはこれが原因のよう。 - 目の周りについた目薬は綺麗に拭き取る
そのままの状態だと、かぶれて皮膚トラブルの原因になってしまいます。
正しい手順を知ったところで、
絶対に気をつけるべきポイントが3つあります。
目薬の先端を目につけない
まつげやまぶた、粘膜に触れないように!
細菌が入り、汚染されてしまいます!
個人単位で使う
眼病の感染や伝染を防ぐ為にも、他人との併用は絶対にやめましょう。
点眼をしすぎない
目薬も飲み薬と同じく、過剰に使うと耐性ができてしまうことで
涙が出にくくなり、かえってドライアイを引き起こしてしまうそう。
以上のポイントを必ず守って、安全に目薬を使いましょうね♩
まとめ
いかがでしたか?
うまく点眼できたら、しっかりと褒めてあげることを繰り返し、
だんだんと恐怖心を取り除いてあげましょうね♩
きちんと使って、これからも目薬と上手に付き合っていきましょう!