喪中のお正月挨拶に手土産は必要?注意点やマナーを分かりやすくご紹介!

冬のこと

お正月、新年が明けるのはおめでたいことですが、不幸にも喪中が重なってしまう時もあるかもしれません。
「喪中だから、黙って控えめにして何もしないでおいた方がいいのかな…?」と、とりあえずは…と動く前に、よく調べてみましょう。もしも義実家や、親族に対して失礼をしてしまったら、今後のお付き合いに差し障るかもしれません。
どうすれば失礼に当たらないか、見ていきましょう。

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喪中の正月に手土産は持っていったほうがいい?


まず、手土産は通常の物であれば問題ありません。ですが、元旦から松の内までは、事前に断りを入れ、ご挨拶するのは避けましょう。松の内を過ぎた8日以降に「寒中お見舞い」として持っていくのがマナーです。これは、自分が喪中であっても、お相手が喪中であっても同じです。
もしも、喪中でご挨拶に行く場合は、「明けましておめでとうございます」や、「新年おめでとうございます」という挨拶は避けましょう。お相手が普通に「おめでとうございます」と挨拶されても、こちらは使いません。「新年早々お邪魔致します。今年もよろしくお願い致します」や、「昨年中は大変お世話になりました」と挨拶しましょう。
「おめでたい」という言葉はNGワードと覚えておくといいですね。


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喪中のお正月にお年賀はNG!手土産で気をつけるべき点は?


「お年賀」というのは、新年のあいさつの品物のことです。年神様に供物を持参したという習わしから始まっています。
「年賀」とは、「新年を慶ぶ」という意味が込められています。ですので、喪中の間はお年賀を渡すのは避けましょう。
けれども、ご挨拶するのに手土産の一つも持たないわけにはいきませんよね。本来は、松の内を過ぎた8日以降に「寒中見舞い」と持っていくのが礼儀ですが、もしも松の内が終わらない間に伺う場合は、通常の手土産として持参しましょう。熨斗は無くていいですが、どうしても熨斗をつけたい場合は、「ご挨拶」か、無地熨斗で対応しましょう。
もしもお相手が喪中であった場合、仏前に供えられるものをお勧めします。
仏前に供えるものは、「日持ちがして、派手な色合いでないもの」がいいです。
和菓子なら、豆菓子やお饅頭。洋菓子ならバウムクーヘンやラスクなど。
ご仏前に相応しいかどうか迷った場合は、売り場の店員さんに遠慮なく相談しましょう。御仏前でお渡しすることを相談すれば、丁寧に教えてもらえます。

喪中のお正月挨拶に手土産は必要?~まとめ~


喪中の新年のご挨拶では「おめでたい」という言葉は使ってはいけません。松の内が終わるまでは、なるべくご挨拶は避けます。自分が喪中の場合は、初詣なども避けるのが習わしです。
手土産も「お年賀」ではなく「寒中見舞い」で。どうしても松の内の間に伺うのならば、通常の手土産にしましょう。
こちらの事情をお相手に説明して、ご理解頂ければ、新年のご挨拶を欠いても失礼にはあたりませんので、きちんとお話するのもいいと思います。

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