車の窓からひょっこり顔を出すわんちゃん。そんな可愛い光景に私もあこがれていました。
犬を飼ったら一緒に色々なところに行って・・・なんて妄想を膨らませていました。
でもわんちゃんって実は車酔いしやすいのをご存知ですか？
わんちゃんは人間と違って言葉を話せない分、私たち飼い主が気づいてあげるしかありません。
それではしっかり気づいてあげられる様に車酔いの原因やシグナルを見ていきましょう。
犬の車酔いの原因は？
そもそも車に酔う子もいれば酔わない子もいます。それは人間も犬も同じことです。
車酔いは身体が感じる振動と目で見える景色に差が生じた時に起きるといわれています。
基本的には振動が原因ということですね。
振動や傾きに対して三半規管が反応して、脳から異常信号が送られ車酔いになってしまいます。
他にも過去に車に乗ってイヤな思いをしたことがある場合などはトラウマになって酔いやすくなってしまう場合があります。
心のケアも大切ということですね。
わんちゃんが車に乗って不安そうにしている時はやさしくなでたり、声をかけてあげたりしましょう。
また、いきなり長距離のドライブに連れていくのはやめましょう。
普段乗り慣れていないのに長距離長時間車に乗せてしまうと車酔いしやすくなります。
どうしても長距離ドライブをしたい場合は少しずつ距離を伸ばして、事前に慣らしておくことが大切です。
素早く判断したい犬の車酔いの症状とは
実際、わんちゃんが車酔いするとどんな症状が出てくるのでしょうか？
①あくびをする
人間でも気持ち悪くなってくるとあくびが出てきてしまうことありませんか？
わんちゃんも同じです。特に眠いような様子もないのにあくびを連発している場合は要注意です。
②そわそわと落ち着きがない
キュンキュンと不安そうな声で鳴いたり、そわそわと落ち着きがなかったり、少し気分が悪くなっているのかもしれません。
③よだれを垂らす
これも人間と同じで、車に酔うとよだれが出てきます。
いつもよりよだれが多いなと感じたら要注意です。
④ねばねばしたよだれを垂らす
わんちゃんのよだれはポタポタと垂れる様なさらさらなものであることが多いですが、車に酔うとねばねばした粘性のよだれが出てきます。
⑤吐く
最終的には嘔吐してしまいます。
こうなる前になんとか気づいてあげたいですね。
最後に
車酔いによって現れる症状はわんちゃんも人もあまり変わらない様です。
でも、「気持ち悪い」と自分から伝えることのできないわんちゃん。しっかりと状態を観察して、早めに対処してあげたいですね。
